らきがき帳。2号

推しに頭やられた腐女子の語り。

字数と頭のおかしい元帥プレゼン資料 その1

最新26巻が発売されるし、表紙が師弟だし、インスタで恵方巻食ってるし、私のキャパが余裕でオーバーしたから字数のおかしい元帥プレゼン資料をごちゃごちゃするよ!原稿やれや!!!!!

 

「無配にするには字数とページ数が頭おかしかった元帥プレゼン資料」とは

オタサーでネタで作ったA4用紙3ページ資料(※2時間で作成)を、友人相手に語るため本気で作ったら3日で15,500字叩き出した狂気のレジュメ資料。B5用紙に印刷したら19ページになった。もの凄いアホである。当初無配にする予定だったが、えげつない紙束になったのでやめた。結局228夜にテンション爆上がりして、昨年のプチオンリー時に希望者限定で無配にした。無配じゃん。

略称:字数と頭のおかしい元帥プレゼン資料。

流石に1記事で収めるには長いので3分割ぐらいしたい。配布した紙束記載の日付は2018年1月14日なので、最近の怒涛の展開によって加筆不可避。

というわけで、以下Wordから直コピペ&随時加筆だ!3分割しても5,500字あるぞ覚悟しろ!!!

 

クロス・マリアンについて

はじめに

クロス・マリアンに対する私の所感をまとめてみることにした。当然ながら個人の感想・主観を多く含むほか、キャラクターの呼称が安定しない部分も出てくるが、彼が受けにしか見えていない一腐女子の残念な推しプレゼンとして見過ごしてほしい。

 

クロス・マリアンとは

D.Gray-man』の登場人物。くせのある赤毛の長髪につばの広い帽子、ロングコート型の初期団服か、神父服(カソック)のような服を着用している。

アニメが終わり、17巻辺りで連載が止まった頃、「そういやDグレは推しいないけど、私の好きな傾向が当てはまるキャラいないのかな~」とか消去法かましたらうっかりドツボにハマった。変な時期にハマったのは、「君はラビが好きそう」と貸してきた友人のせいだと思う。全然違うやんけ。

キャラ萌え、中の人沼、CP沼が複合化したド沼を展開。ぶり返し過ぎて抜け出せる未来があまり見えない。多分ここが私の墓場、っていうかコレ母港だわ。

 

D.Gray-man』 

星野桂の描く少年漫画、ジャンプ作品である。通称「Dグレ」。

舞台は仮想19世紀末のヨーロッパ。悪性兵器「AKUMA」の製造者・千年伯爵とノアの一族が目論む世界の終焉を阻止するため、神の力・イノセンスを行使し戦うエクソシスト達の物語。主人公はアレン・ウォーカー

2006年~2008年頃、『銀魂』,『家庭教師ヒットマン REBORN!』など多数の作品と共に平成のジャンプ最盛期を担った作品の一つ。当時、相当数の中学生が「復活」と「D灰」によって腐女子への一歩を踏み出した。ちなみに私自身は、カカシ先生から四カカに辿りつく見事なコースアウトをかました。

当初は週刊少年ジャンプにて連載されたが休載が多く、赤丸ジャンプジャンプSQ.を経た後、ジャンプSQ.CROWNにて連載再開。現在はジャンプSQ.RISEで連載中。26巻が2月4日発売、買って!!!!!!!!!ファンの手で「10年でどのくらい連載していたのか表」が作られている。

 

性格

公式キャラブックなどのキャラクター紹介でよく書かれるのが、「フリーダム」、「奔放」、「酒好き・女好き」、「いい加減」。何事にも物怖じせず、豪快で勝気な振る舞いで周囲の手を焼く破天荒な性格。一方で、科学や魔術の高い素養を持ち、2つのイノセンスを所持する教団屈指の万能さ・優秀さを誇る人物。

基本プロフィール

年齢

不明

 

 

 

 

35歳以上と推定される

国籍

不明

シークレット

身長

195cm

195cm

体重

82kg

75kg

誕生日

7月31日

7月31日

星座

獅子座

獅子座

血液型

AB型

AB型という情報だが確証はなし

趣味

遊郭通い

ティム磨き、散財、弟子いじり

好きなもの

高い酒、いい女

美しいもの、雨

嫌いなもの

汚い野郎ども

責任、不潔

(公式ファンブック『灰色ノ聖櫃』、『灰色ノ記録』より)

作中の来歴

D.Gray-man』主人公アレン・ウォーカーの師匠。元科学者で魔導士のエクソシスト元帥。本人の言動と他キャラの発言から、神父でもある可能性が高い。

初登場は、1巻第2夜のアレンの回想。「俺、あそこ(本部)キライなんだよ」と言い放ち、弟子をカナヅチで殴って気絶させ失踪。ワイングラス片手に、笑いながらカナヅチを振りかぶる様は、インパクトが強過ぎる。

その後もアレンや他キャラの回想で登場するが、本人の登場は8巻第74夜。彼が改造したアクマ・ちょめ助の登場と同時に、見開き数コマで「ぼちぼちかな」と発言するのみ。5巻第46夜からの死亡説を覆す形での登場となるが、多分読者は誰一人死んだと思ってなかったし、周りのニワトリの方が気になる。実は作中一、二を争う軽装である。

正式な登場・活躍は13巻第127から。登場と同時に、再会した弟子を結構な高さから落下させ、その後「汚い」という理由で文字通りぶん投げた。銃型の「断罪者〈ジャッジメント〉」と、魔術で所持する「聖母ノ柩〈グレイヴ・オブ・マリア〉」のイノセンス2つ持ちのチートキャラであることが判明した。第127夜後半と14巻第128夜前半の約1話分のページ数で、アレン達が苦戦した覚醒ティキをボッコボコにする。千年伯爵に「隠れんぼ~のクロスちゃぁ~ん♡」と、地味にちゃん付けされた。

よほど本部が嫌いなのか、第134夜でアジア支部から平然と逃走しようとしたがリナリーによって食い止められた。この時の状況に倣ってか、後のJ-WOLDコラボでもリナリーがいないと仲間にできなかった。この女たらし意外とチョロい。

第135夜から第136夜のマルコム=C=ルベリエによる諮問にて、会議机に足を乗せた挙句、審議中に寝る。15巻第142夜でティエドール元帥に「そこの不良」と言われるのも分からなくもない。

16巻第155夜ではアレン・リナリーと協力し、レベル4破壊…というか、「服を台無しにした」という理由で破壊寸前まで追い込んだ。第156夜で、頭部だけの状態で教団陣営を煽るレベル4をくしゃみしながら破壊。可愛い。

第157夜でフォーマルな格好で中央庁へ。あの髪の毛、梳かしつけたらある程度治まるらしい。この結果、「公式が病気」で有名なカオス回「黒の教団壊滅事件再び」に巻き込まれるのを回避することとなった。

17巻第166夜にて中央庁の監視下でアレンと接見、14番目の宿主であることを告げた。第167夜でマナと14番目が兄弟であったこと、自分が宿主であることにショックを受け、マナの愛を疑うアレンに「宿主なんざもっとくだらない奴がなってりゃよかったのに」と本音を零し、「ティエドールのことも笑えんな」と自虐めいたセリフを呟いた。

第168夜でアポクリフォスの襲撃を受け、169夜で致死量を超える血痕と適合者ではなくなった「断罪者」を残し、生死不明のまま行方不明となった

公式小説第3巻の過去編や24巻第206夜の回想で登場したが、25巻第222夜で生存の可能性を示唆された。26巻収録と見られる228夜で、ついに彼目線での回想が挟まれ、今までのイメージと異なる様子にジャンル規模で激震が走った。普通に直下型地震震源地だったので、回想2ページと高を括ってうっかりスタバで読んだ氷館は死んだ。

17巻の発行は2008年なので、軽く10年ほど生死不明で行方不明。印象の強いキャラだが、出てない時の方が長い

 

各メディアでの特徴

○原作

原作者の作画が変わりやすく、時々ビジュアルが変わる。カラーイラストで何度も描かれているが、目元が隠れたものが多く、瞳の色が分かるイラストが実は少ない。ビジュアルとしてよく使用される単行本14巻の瞳は赤色だが、公式小説第3巻の裏表紙と公式ランキングブック『キャラグレ!』表紙のミニキャラは青目。228夜扉絵と26巻表紙が赤目なので、小説3巻と『キャラグレ!』表紙は恐らく差色。アニメのカラーリングは、一貫して赤毛・赤目。

近年「人間時の千年伯爵が一番好き」という作者の趣味に巻き込まれ、たまに本来ヒロインが担うべきであろうポジションに叩き込まれている。

最近の作画がもの凄く美人。少女漫画のようなキラキラを背景に付けられても大して違和感が無い。近頃絵柄の関係で胸板が強調され、服が新手のパイロットスーツ状態になっており、綾波レイよりエロい。(状態異常:錯乱)

個人的に好きな絵柄は14巻付近と最近。25巻の作画がもの凄く美人可愛い。26巻?明日買うわ。

余談だが、星野桂デビュー作で『Dグレ』のプロトタイプ作品『ZONE』登場のキャラクターや、『Dグレ』初期デザインは左腕が義手または隻腕キャラ。嫁バカなので五体満足でよかったと思いつつ、いつか腕無くすんじゃねぇかと心配になる。

 

○アニメ1期(D.Gray-man

リボーン5話(五話寺)のような伝説回こそ無いが、全体的に作画が微笑ましい。ストーリーが引き伸ばされ、1話ごとの内容が薄いのがまさに当時のジャンプアニメ。アニメオリジナルも含め全103話。彩度と明度が低い。キャラデザ自体は、わりと当時の星野先生の画風に忠実。95話でようやく揃いセリフ量が増える元帥4人が、東地宏樹土師孝也・勝木真沙子・若本規夫。放送当時も豪華キャストだったが、金曜ロードショー始める気か。

cv.東地宏樹声だけで伝わる圧倒的不良。会話が成立する気がしない。手に負えないチートキャラオーラが異常。もはや風格がラスボス。D グレ』を知る大多数の人が、「クロス・マリアン」と聞いて思い浮かべるのは恐らくこの元帥。ガラス瓶千本は軽く割りそうな重低音」とは9巻巻末Dグレ劇場の評価。多分「俺、あそこキライなんだよ」でキャスティングされたんじゃないだろうか(適当)。今考えればOP「激動」で断罪者ぶっ放してて「カッコよかった」のが、恐らく全ての始まり。つまりA級戦犯。長いので後述。

原作16巻までのアニメ化のため、全編通して破天荒・奔放・超無敵な初期の印象を保っている。結果、17巻以降とのギャップが凄いことになるのでギャップ萌えには最適の破壊力。余裕そうに、不敵に笑うのがとても似合う。

 

○アニメ2期(D.Gray-man HALLOW

作画が良い。1期に比べて彩度が高いが、明度は相変わらず低め。ストーリー展開上、第1話で死人(仮)が出る新規視聴者フルスイング仕様。キャスト総入れ替えがファンに賛否両論だったが、個人的にはわりと好き。単行本約2冊のティモシー編を2話でまとめる荒業を挟んだが、基本的に原作通りの内容密度である。12話の収まりが良すぎて、13話が蛇足状態だったのが残念。

cv.最上嗣生「なぁアレン、そういや初めて聞くがお前ティムは好きか?」でキャスティングしたんじゃないだろうか。1期の手に負えなさとチートさを削り、人間らしさを捻じ込んだような声。前シリーズと比べ明らかに弱体化し、方舟でティキをぶちのめしてなさそうなレベル。言うなれば無敵解除、人属性付与。

ティキが森川だったら確実に負けてた。西川ティキは分からん。Dグレ(アニメ)の元帥と比べて話が通じそうだし、育ちも良さそう。しかし、1話の新規視聴者全力フルスイング仕様の原因である。ある意味1期より人を振り回している。

全く笑っていない公式メインビジュアルやOPは、不敵な笑みを浮かべることが多かった1期に比べて印象的。全体的に声と表情に余裕が無い。最近の星野先生の画風に近いので、たまに容赦なく美少女(ん?)。控えめに言ってド受け。こいつも大概A級戦犯。残念ながら、現在最も視聴方法が限られるクロス・マリアン。グッズ展開やコラボ企画からして、確実に製作陣に元帥クラスタがいた。

 

余談

アニメの話題ついでに、中の人にも言及したい。というか、中の人がこの人じゃなかったら私は多分ここまでこじらせずに済んだと思う。

東に地球の地と書いて東地宏樹さんがアニメ1期の中の人。ブックレット等で元帥の話をする時には、「酒と女をこよなく愛す」というフレーズを必ず使っていた。

高い声が低音と別人レベルで全然違うので、是非聞いてほしい。しかも叫んでも地声の低音が出ない。マジで聞いて。BL作品の類いはほぼ出ていないが、ブロマンス映画『ブロークバック・マウンテン』の吹き替えで、森川智之と共演していることに関しては全世界に感謝したい。個人的には、声優始めた超初期の『メン・イン・ブラック』(金曜ロードショー版)が俺的世界遺産。「吹替洋画劇場」というBlu-rayシリーズに収録されてるので、東地さん好きなら是非買ってほしい。1年半くらいの周期で東地さん主宰の劇団「トローチ」が、舞台やってるのでよろしくお願いします。福利厚生が手厚い(小並感)。Twitterがわりとマイナスイオン発生装置な52歳。

アニメ1期第91話「ジャッジメント」Bパートは重低音での怒鳴り声、特徴的な息遣い、語尾の癖など東地さんの魅力が詰まった15分であり、ベスト東地宏樹セレクション(※個人的感想)。第2話の「コムイというやつに招待状送っといてやるからぁ↑」も可愛い。ちなみに元帥の声は、東地さんのポリシーから推測するに本当に酒で灼けた声の可能性が高いし、喫煙していた頃の声だった可能性すらある。

元帥の推しポイントは「その2」に載せるが、「えっこんな怖いもの無しみたいな声のくせに不安はあるしストレス耐性紙なの?」ってハマり方をしてしまったため、死ぬほどこじらせた。cv.最上の元帥のとっつきやすさには感謝しかないが、最初から最上さんだったらこうはならなかった。私の中で不動の「クロス・マリアンの声優」。

 

「その2」へ続く。

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