師匠のタバコ、タバコじゃない事件
Dグレ未来説の話だけど。
Twitterでhalnyさん(@halny64)が「Dグレ未来説」を話されているのを見て、日曜深夜(月曜早朝)に単行本ひっくり返しまくって20ツイートするアホをやらかしたので記事でまとめようと心に決めた。月曜から何やってんだ。
Dグレ未来説とは?:ザックリいうと「仮想19世紀末って、現実世界のさらに未来の時代から7000年後の世界なのでは?」って説。どうやら第234夜初出の時から話題に上る説のようですが*1、halnyさんは原画展FAINALの際に晴風光一さん(@kouichiharukaze)からお聞きしたそうで本記事作成の許可はお二人からいただきました。
- Dグレ未来説
- 高層ビルの世界と仮想世紀
- 作中時系列
- 高層ビルの世界
- 7000年前
- 仮想世紀(紀元前)
- 100年前
- 52年前(35年+17年前)
- 35年前
- 8~9年前
- 5~6年前
- 現在
- 余談:ハートと柱、千年伯爵とノアの一族
Dグレ未来説
正確には「Dグレ舞台未来説」と言ったところ。現実世界の未来の時代から地続きの世界が仮想19世紀末と考える方もいれば、並行世界もしくは箱庭のような仮想世界と考える方もいる様子。氷館は後者派なのでその前提で展開する。作中世界の西暦には「仮想」が付くことから、以後「仮想世紀」と仮称したい。要するに、こう(図1参照)。
勢いあまってパワポで図まで作った。この作業中に誕生日を迎え、めでたくクロス・マリアンに人生の2分の1を持っていかれてしまった。節目の年にふさわしいですね、返せよ中2冬以降の私の人生。いややっぱお前が持ってろ。
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あの師匠にしてこの弟子という話
アレン・ウォーカーとかいうクロス・マリアンの弟子、あの師匠からじゃないと出来上がらないんだよねという話をします。「27巻のコムイの談話室という茶番の中でアレンさんは何度もティエドール元帥を羨ましがるけど、誠に残念ながらクロス元帥の弟子じゃなかったら今の君になってないよね」という旨を、オタクがエアろくろを回しながらあぁだこうだするだけの怪文書です。多分、読んで得られるものは特にない。
- あの師匠にしてこの弟子
- 助けられなかった対象への一言目が謝罪
- 動かない体をイノセンスで無理やり動かす
- 他者の感情(記憶)に呑まれた相手へのリアクション
- 物分かりのよさ
- 弟子専用師匠
- おまけ:222夜の師弟の話をうだうだするターン
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師匠の中身どうなってんのって話。
何も分からんシリーズ part2。前回の魔術分からん記事がスピンオフして、うっかり盛大に思考回路が事故ったので備忘録的に置いておこうと思います。ちなみに前回記事はこちら。今回はここから派生して、守化縷と師匠の共通点多いね…?ってとこから始まる話をします。あまり仮定と推測だけで話を進めることはしたくないんですが、チラシの裏に書かれたただの備忘録だと思ってください。得られるものなど何もないヨ!
守化縷:「卵」の番をする人形*1。15巻88ページでは「魔術で体を改造された元・人間 寿命は約200年 体も丈夫で銃弾くらいでは死なない」と紹介される。骸骨のような頭部と真っ黒になった胴体を持ち、一般的な「人間」とはかけ離れた外見をしている。
ちょっとなぁ…師匠と共通点が多いんだよなぁ…。
・寿命は約200年→詳細は不明だが、外見が5年10年単位で変わらないのは確実。
・銃弾くらいでは死なない→まだ証明されていないが、頭を撃たれても死んでいない線が濃厚。
・両者とも魔術使用前に「オン・a〈アバタ〉・u〈ウラ〉・m〈マサラカト〉」の口上を唱える。
以前ほかの方が指摘されてたけど13巻第127夜の師匠、顔の仮面を変形させて守化縷に紛れ込んでたんだよねぇ。魔術も分からんが仮面もたいがい分からん、何コレ。外すことはできるようなので*2、今回はあまり重視しないことにします。
繋がりそうで繋がらないなぁ~などと思っていたんですが、魔術分からん記事にいただいた感想の「もしや一回スカルにされかけたことがあるとか」という一文で事故っちゃったテヘペロ。そんなわけで、ここからは先は与太話。
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Dグレの魔術が何も分からん問題
244夜の師匠でもう何も分からん、っていう話をします。というか魔術が分からん。魔術のこと何も分からん。
ちなみに全然関係ない本編の感想は、
追跡弾〈チェイサー〉:見たことあるけど聞いたことない技(やつ)
聖母ノ唄〈マグダラ・クワイア〉:見たことねぇやつ
戦闘に使われるマリア:初めて見るやつ
原罪の矢:一度しか見たことないやつ
って感じ。14巻で使ってた通常技は通常じゃなかっ…た……??10年越しで判明する実はデフォルトではなかったホーミング弾、技名があると思わなかったYO。ところで244夜の師匠、瞳が大きくて顔が幼くて可愛いね。
バケツ並みの水量の供給を頭からぶっかけられるとは思わんかった。気分はもうゲットウェット、夏にディズニーシー行ったことないから知らんけど(※アホほど水ぶっかけられるハーバーショー)。
というわけでDグレの魔術何も分からんって話をします。『字数のおかしいクロス元帥プレゼン本 ver.1.1』からも一部再利用しますが、基本的に「分からん」しか言ってないので多分得られるものはほとんど無いと思います。(22.05.22追記あり)
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千年伯爵が二つに分かれたことを知ってるのは誰か問題
Twitterでクロス師匠の有識者宛の質問をいただいたので回答したのですが、普通に長めの怪文を錬成したのでまとめることにしました。
誰が13ツイートもツリーにしろって言ったよ。単純計算で140字×13回は余裕で怪文なんよ。というか師匠の有識者ってめっちゃおもろいな。私って有識者だったんですか知らんかった。
ご質問いただいたのは、「35年前、千年伯爵がマナとネアの二つに分かれていたことを知っているのは誰か」という内容。そういや誰が知ってて誰が知らないか、あまり話題になってないよねー。
二つに分かれた千年伯爵
アレンの体を使ったネアによって「マナとネアは元はひとつの千年伯爵だった」と明かされたのが219夜ラスト。この後伯爵暴走・リンク介入→アレンが体を取り戻す→教団包囲網から逃走→アレン過去編と展開したため、「元はひとつの千年伯爵」について言及したキャラがほとんどいないのが現状です。
加えてややこしいことに千年伯爵はもともと1人の存在ですが、どうやら暗黒の3日間の再来を存在理由とする「皮」≒「千年伯爵」と、人間として意思と人格を持ち合わせた「マナ」(そして「ネア」)に分かれるっぽいのです。ちなみにDグレ原画展で公開された233夜ネームには「伯爵の皮(アダム)」と記載がありました*1。なので千年伯爵を1キャラとして考えると超ややこしい。「千年伯爵(元)」と「千年伯爵(皮/アダム)」と「千年伯爵(マナ)」の3キャラくらいに分割しないといけない。なんでだよ。
そんなわけでオタクが「コイツは知ってるんじゃね?」と推測するだけの怪文書、はっじま~~るよ~~~。
- 二つに分かれた千年伯爵
- 35年前を知っているキャラクター
- 1.ロード
- 2.クロス
- 3.ブックマン
- 4.ワイズリー
- 例外:千年伯爵
- 35年前を知っているキャラクター
23.06.17追記:なんかこの記事、よくアクセスされてるっぽいので目次作ってみました。数ミリ読みやすくなってれば幸い。
*1:233夜ネーム(教会でティムと会話するクロスの場面)横に書かれた走り書きのメモ。恐らく過去編でのクロスの立ち位置をセリフのみで説明するため。「伯爵の皮(アダム)の追跡の可能性」という文言が出てくる。