らきがき帳。2号

推しに頭やられた腐女子の語り。

Dグレ228夜は結局何だったのか

228夜って結局、クロス・マリアンが任された14番目関係者としての役割が先行き不明瞭で途方もないものだったこと、彼自身は真理に触れ人の境を越えていること、先日ティムを破壊したコーネリアの木片が元帥の持ち物だったことが分かった回?


感想が40周くらい回って、228夜って結局何だったんだ…ってとこまで来た。(ヤバい)
考察厨ではないただのオタクの語りなので、時々雑音が混ざるけど気にしないでほしい。

・ティムキャンピーがクロス・マリアンにたったひとつ遺された道標
・クロス・マリアンは真理に触れ人の境を越えた
・ティムキャンピーを木片で破壊することは可能だが、解放されないかもしれない(何から?)
・クロス・マリアンが果たすべき使命は終着地点が本当にあるのかも、辿り着けるかも分からない

とりあえず
今まで明かされていた14番目との約束(マナを見守り続ける、宿主を探す)が、想像以上に当てもなく途方もない仕事だったことは分かった。
状況的には暗中模索、多分体感的には五里霧中。17巻でアレンに「俺だって半信半疑だったんだ」と言ってたけど、まさかそれどころじゃない状態で30年続けてたとは思わないじゃん辛ァ…。

ティムキャンピーはクロス・マリアンに唯一遺された道標なので、ある意味希望の光とも取れるが、同時に彼自身の因縁に縛りつけるものであり、壊したくてたまらないほど疎ましい存在である。
というか、「いつでも壊せる」っていう心の支えって精神的な防衛の最終ラインだと思う……。30年間の精神的支えが「いつでも壊せる」と構えていられること…。
でも「オレにしたように 迷子どもの標になってやれ」ということは、ティムキャンピーがいなかったらもっと精神的に危うかったんだろうな…。

「真理に触れ人の境を越えた」に関して、「超人(ノア)ではないので人の範疇ではあるが、人ではない」という方向の解釈をしていて、おそらく普通の人間が死ぬ条件では死なないのではないかと思っているんだけど。
そうなると「とりあえず元に戻りたい」とか、「せめて生きる目的がほしい」とかが行動原理になると思うんだよね。
本来面倒ごとを抱え込む性質ではなく、責任が嫌いなクロス・マリアンが30年以上の年月にわたって面倒ごとを抱え続け、約束を果たすという責任を負い続けたのはそこに掛かっているんじゃないだろうか。
同じ存在は世界で自分1人で、役割と道標だけ託されたってなると誰だって縋ると…思…うわぁ…

到底1人の人間(とは言えない存在ではあるけど)が抱えられるような代物では…。『灰色ノ記録』ではマザーの嫌いなものに「クロスが背負っているもの」って書かれてるわけで…ぐぇぇ…。

Dグレクラスタじゃないオタクに説明するのがめちゃくちゃ難しくて、228夜で死んでる理由が全然伝わらないぜ…!深読みが捗るね!!!!

個人的には「絶対こいつは精神的に強くないし、むしろどっちかと言うと脆いと思う」っていうのが大体当たってたことにも爆発四散。
30年以上役割を果たす精神力はあるけど、メンタルめちゃくちゃになってやがる…。クロス・マリアン…お前というやつは…。