らきがき帳。2号

推しに頭やられた腐女子の語り。

クロス元帥の性根が一般人という話

クロス・マリアンの性根が限りなく一般人(常識人)って話がしたい。


何言ってんだお前って言われる気しかしないけど、氷館はたまーに「クロス元帥、根底の部分が一般人なのでは???」って思ってるんですよね。そう感じる根拠を上手く説明できないので、228夜事件で散々ふせったー使った時も流してたんですけど。
要するに、ようやく私の中で点と点がつながったというだけの話です。

凄く分かりにくいけど、クロス・マリアンって限りなく感覚・価値観が常識人≒一般人に近い気がする。
常識って「一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力(大辞泉)」って意味ですね。要は、元帥の感覚や価値観は読み手であるこちら側に近い。

根拠として示しやすいなと思うのはこの辺
・行動や言動は少々派手だが、変人の極みみたいな行動はしていない。
・教団との定期連絡はぶった切るけど、任務はこなそうとする。
・ストレスの発散がギャンブルには向かなかった。
・そもそもストレスを感じている。

弟子を金槌で殴って失踪、再会した弟子を投げ飛ばす…。
選んだ手段が派手なだけで、本部に行きたくないから気絶させて逃げた,汚いから遠ざけたと、目的と行動はそれなりに一致している。"変"というより、"普通"その方法は取らないよね程度。
会議で寝たり、中央庁の監視役に高い酒要求したりするけど、めんどくさいから寝た,拘束されてやるから酒くらい寄越せ、とよくよく考えると道理が通ってる。
ぱっと見分かりにくいけど、一応筋が通った行動しかとってない。基本的に「お前今そこでそれやる?」みたいな行動はとらない。
キャラブックで使われる言葉は「豪快で勝気、型破り、周囲の手を焼く破天荒、傍若無人、物怖じしない、我が道を行く一匹狼」など。実は、使われてそうな「常識外れ」みたいな表現が無い。
常識の範囲で豪快で型破りで我が道行ってる感がハンパない。(※個人の感想)

教団本部への定期連絡は4年近く放り投げ、教団内では①死んだ②任務そっちのけで遊んでるんじゃないかと噂され、日本合流前にクロス部隊から「ちゃんと仕事してたんだ元帥…」と思われる始末。
要は素行が悪いだけ。
そう、仕事してたんだよなぁ…。一応。真面目か。

酒・女・ギャンブルってセットな印象だけど、実は元帥ギャンブルに関しては全く描写が無いんですよね!!!
アレンの左手のリハビリでマザー達とポーカーやってたとはあるけど、そこ以外でポーカー始め賭け事等の描写はまるでない。「酒と女をこよなく愛す(by1期中の人)」とは言われても、ギャンブル要素が出て来たことが今の所無い。
知り合いからの借金とツケで生きてるけど、主に酒代に消えてどうもギャンブルには叩き込んでないっぽい。(アレンのトラウマは「師匠の…お酒代…凄いんですよね…」)
まぁ少年誌的にどうなんって話だったのかもしれないけどネ!!!(でも主人公の賭けポーカーでのイカサマ許されてるからなぁ)
変なとこで真面目か。

そもそも!!!14番目関係者として巻き込まれたこととか!!!!エクソシストとして聖戦に関わらないといけなくなったこととか!!!!!そういうことにストレス感じてメンタルやばいとこまで行った時点でその感覚は限りなく一般人!!!!!!!!!!!
おっまえ、弟子を見ろ弟子を…アクマの為に戦ってアクマの為に生きよう、アクマだけが大切だと思ってたけど、それを見失うくらい人間も大切になってたとか言って「神の道化」手に入れるんだぞ…。9巻から表現引っ張って来ただけなのに、この流れだとめちゃくちゃ弟子のヤバさが際立つ。(小並感)
そんな弟子へのリアクションが「おまえって奴は見せかけばかりの偽善者を演じるんだな」な時点で大概一般人。そもそもこの「偽善者」という表現自体が、星野先生が長らくアレンに対して思ってたことなのでもうあれだ…。

現場からは以上です。