アレンさんのイノセンスどっから湧いたんという話

…に見せかけてどうせクロス・マリアンの話になるんだよ知ってる。

アレンさん絡みの考察だと思って開いたDグレクラスタの方には大変申し訳ないですが、こちらただの元帥バカのアカウントになっておりますのであまり収穫は得られないと思われます。

 そもそもアレンさんのイノセンスは私の守備範囲外、専門分野外です。「このテーマは素人なんですが…」とかいう研究者恐怖の枕詞ではなく、専門外です。

※SQ.RISE最新話（233夜）を踏まえたものですので、ネタバレがあります。

233夜読んだ？

アレンさんの左腕のイノセンスはネアにとって予想外のイレギュラーの一つ。「イノセンス！（何をした……！）」と「アレン」の肉体の若返りへの関与を疑っている。*1

方舟で＜神の道化＞を見たクロス元帥の「やっとまともな発動ができるようになったか」という言い草から、元帥はアレンのイノセンスが本来どんな形を取るものか知ってたのかなーと思ってたんだよね。

仮に「14番目関係者の誰か」が「ネアの宿主となったアレン」に「イノセンスをくっつけた」のなら、14番目関係者の元帥が知っててもおかしくはないのかなと。

「イノセンスがアレンを守ろうとしているのでは？」という推測は本編で何度か出てくるし、26巻談話室の中でブックマンはイノセンス適合者になると知っていて教団を訪れたと仄めかされたので、適合者でもない人間にイノセンスくっつけられんの？という疑問はこの際置いておく。っていうか、談話室のせいで急に現実味が出てきた可能性の一つだった。

つまり「アレンの身体にくっついた(くっつけた)イノセンスがどんな物か知ってる」から「まともな発動」発言をした可能性が無きにしも非ずと考えてたんですが…。

233夜で元帥の口から「…イノセンスか？」が出たので全然そんなことなかったわ。

 「奇妙な腕をしたガキだな…十字架を抱く腕…イノセンスか？」
疑問形！！！あっコレ知らないですね！！ 知らんのかい！！！！

アレかな、「どういう形態がちゃんとした発動かは知らんが、とりあえずそれが本来のものではないことは分かる」だったのかな。
イノセンスもAKUMAも、レベル(シンクロ率)が上がって進化すると人の形に近くなる(発動者の身体に関わりが深くなる)傾向があるから、それに比べると「未熟な(人体より遠い)見た目をしてるな」とか思ってたんかな。

まぁリナリーも「アレン君のイノセンスって脆いよね…」と言ってたので、まともな発動じゃねぇなぐらいの判断は元帥には余裕なのかもしれない。 だってシンクロ率100％越えてないと元帥になれないわけだし。

さらに「イノセンスなら奇怪を起こすはず…こいつにその兆候はみられないが」なので、状況次第ではイノセンスではない判定もあり得た雰囲気。

何？イノセンス寝てたの？無理矢理移植したからとかそういう？まっさかぁ～～。 …イノセンスって適合者がいないと発動しないんだっけ…「赤腕」は適合者ではないとでも…？

「今の状況のマナにイノセンスを近づけると何が起こるか分からん」から、イノセンスの右腕で(コジモを殴ろうとして)マナを殴った「赤腕」に小説であんなにキレてたんだなと思いました、作文。

ところで、さりげなく「そもそも『本来のアレン』とクロス・マリアンに面識が無い」ことがハッキリしたので、地味に懸念してた「アレン=科学者クロス・マリアンの師」説が消えた。流石に業が深すぎるので本当に良かった。

となると、クロス・マリアンは「アレンの肉体の若返り」と全く関係無いところで真理に触れたわけか…。グッバイPandora Hearts、少なくとも黒うさぎとアヴィスの核の力の衝突に巻き込まれて100の廻りから外れたジャック＝ベザリウスじゃないことが分かっただけ良しとしよう。*2

ていうか、ネアは「(面識も無い)アレンという人物を探せ」とぶん投げられる側のことを考えるべきだった。 「絶対マナの前に現れる」とか言われても知らんわそんなんってなるし、控えめに言ってヤバい。

「今はハートにとって千年伯爵を破壊する絶好のチャンス」ってことは、状況によってはイノセンスから伯爵を守らないといけない立場にされるとこだったんですかクロスマリアン。 咎落ち不可避ルートじゃん…お前………(泣き始める) 

ネアは一発殴るしかない(※モンペのような元帥クラスタ)。

脱線はさておき、アレンの左腕のルーツは
・「本来のアレン」が何らかの目的のために自分でくっつけた(ヤバそう)
・なんか知らんけどくっついた(雑)
の2つが挙げれるかと思う。

個人的には「アレンがくっつけた」がヤバそうだしワンチャンねぇかな。ここまで来て理由が無いっていうの絶対ないだろうしな…（雑だな）

222夜の『「アレン」は危険だ』はまだ回収されてないし、そうなると直前の『オレたちは奴等に利用されている』の「奴等」って誰よ？って話にもなる。

「奴等」という表現である以上、「アレン」は「奴等」に属していてネアと異なる目的のために「協力者（宿主）」という形でネアを利用してるとも取れるし、そうなるとネアにとってのイレギュラー：イノセンスが復活オプションについてきたのも変ではない。

結論

クロス・マリアンはネアを2〜3発殴ってもいいと思います。

なぁアレン、そのイノセンスどっから来たん…？

*1:24巻第215夜

*2:言ってることが分からない？Pandora Heartsを読め、多分好きだと思う