らきがき帳。2号

推しに頭やられた腐女子の語り。

字数と頭のおかしい元帥プレゼン資料 その2

この記事は、「字数と頭のおかしい元帥プレゼン資料 その1」の続きです。

狂化されてんのかコイツ、みたいな文章が続くのでご了承ください。こちとら人生の3分の1以上持ってかれとんじゃ。

hitachiakira.hatenablog.com

今回は元帥の推せるポイントをひたすら挙げ連ねた箇所を、コピー&ペーストfeat.加筆だよ!!もはや加筆が本題。元データで頑張ってたネタバレ配慮は不可能になってしまったので、228夜未読の方は読んでからの方がいいかもしれない。

 

 

推しポイント

 

または「萌え」ポイント。たまに意味の分からないことを書いているかもしれないが、オタクの萌え語りなんて大体そんなもんである。控えめに言ってテンションが気持ち悪い。

 

・外見

オレンジではなく赤色の赤毛、腰に届きそうな長髪。毛先がぴんぴん跳ねているが、ある程度まで落ち着かせることが可能な上、好きな天気は雨なので、癖が強いストレート寄りの髪質なのかもしれない。髪を結ばないタイプだと思っていたら、過去編で一つ結びだった。当然、眉毛も髭も赤毛。>>赤<<って感じの赤、語彙が無い。

赤毛に赤目が最高。赤毛に合うのは銀目だと思っていた時期がありました、違った。目尻のまつ毛が地味に長くて本当に可愛い。

195㎝の長身に加え、腰が細い。どちらかというと細身。14巻周辺の細さは最高。背中から腰下にかけてのラインがとてもエロい。17巻の「今度は勝手に死ぬんじゃねぇぞ」のコマを見てほしい。最近作者の画風が変わったので、ちょっと肉がついた。224夜のなだらかな曲線に頭やられる。細かいことを省くと、だいたい全部エロい。

というか、195。幼少弟子の頭が腰下にくるし、椅子に座ると足が余るし、表紙に足が収まりきらない男

 

・服装

フリルシャツを着こなす推定40代195㎝男。

団服はロングコート。8巻で畳まれた団服は確認できたが、AKUMAの巣窟である日本で目立つことを避けたのか、13巻での再登場以降、着ていない。

代わりに神父服(カソック)のような服を着ている。ちなみに神父服はボタンが33個あるらしいが、腰下辺りから前を閉じていない状態の服装が多く見られるため、多分ボタンの半分くらい留めてない。裾ひら最高。

七分袖シャツにズボンの裾を捲りあげた姿が、肌露出度ランキング1位になる程度に肌の露出面積が少ない。顔と首と手首くらいしか肌色が見えない。

足の付け根辺りから膝丈ブーツの上まで、謎のベルトを巻いている。まさに謎ベルト。構造がよく分からないが脱ぎにくそうだし、脱がしにくそう。何度も描いてる内に、露出度0の新手のサイハイソックスとかに見えてきた。26巻の表紙見てもやっぱり何なのか分からない、何これ。

ちなみに一番ガードが堅いのが手。羽織にTシャツ・スラックス、素足で草履の日本でさえ、手袋は外していなかった。現時点で素手を見れるのは、過去回想の時くらい。実年齢が透けてみえる手をしている。

 

・眼鏡

顔の右側を覆う仮面左部分の金属パーツ。小説3巻の挿絵とアニメ2期で、レンズが入った眼鏡であることが判明。アレンと初めて出会った時の眼鏡は、まるで「ビン底」。お洒落さんにしては衝撃。このため正真正銘、眼鏡キャラ

 

・表情

表情が見えない扉絵などが多いため、仏頂面か無表情な印象があるが意外と表情がころころ変わる。14巻で千年伯爵と会話している辺りの表情や、諮問審議で退屈そうに頬杖ついてるのがとても可愛い。笑顔は高笑い系が多かったが、最近柔らかく笑うようになってきた。ド可愛い。

228夜で今まで全く縁の無かった愁いを帯びた表情を浮かべ、この世の全てが嫌いとでも言うような雰囲気で扉に凭れたせいで色んな人が死んだ。

うっかりこのプレゼンに「最近柔らかく笑うようになった」とか書いてたせいで、こんな表情から笑えるとこまで持ち直したのかお前…って感じで余計に死んだ。

 

・若作り

24巻「コムイの談話室コーナー」にて、見た目20代後半の推定40と判明。無理のある設定に見えるがソカロ元帥39歳、ティエドール元帥40歳なので、元帥4人の中で最年長の可能性も浮上。若作りと言われるのも納得と言えば納得。この辺りから、「年齢より明らかに見た目が若い」が「クロス・マリアンは人間である」と、強調され始めた。直前に「ノアは人間ではない(Dグレという作品に於ける人外)」という回答があった上で、「クロス・マリアンは人間」と強調するからには何かあるなと思ってたら、案の定なんかあった。

細かい事はまだ分からないが、「真理に触れ、人の境を越えた」らしい。228夜で分かったことを要約すると「ノア(人外)でもなければ人でもない」けど、周りからは「人」に見えている。何それキッッッツ。

 

・武器

装備型対AKUMA武器「断罪者〈ジャッジメント〉」。大口径のリボルバー型で、一度に装填可能な弾数は6発。ゴツい銃はロマン。細身の腰に、太ももまで届くゴツい銃のホルスターを装着しているという最強の浪漫。

アニメ1期OP『激動』で「断罪者」ぶっ放してたのがカッコよかった、というのが第一印象なのもあって、使っている姿がとても好き。ちなみに“推しが可愛い”タイプのオタクなので、後にも先にも元帥をカッコいいと思ったのはハマってなかったこの時だけである。

2期では「断罪者」を構える姿が見れないと思っていたら、OPとアニメ描きおろしシーンで構えてくれた。ありがとう、Dハロ最高。超描きにくい。

また使っているところを見たい。

 

・神父

クロウリー城城下の村長に「神父」と名乗ったり、再登場時に着ている神父服。公式小説第1巻『旅立ちの聖職者』に登場する元帥のパトロン・マザーは、イギリスの田舎町の教会に住んでおり、アレンに対して「あたしゃここであんたの師匠の留守を預かってるからね。」と発言する。

恐らく教会の持ち主は元帥。エクソシスト名乗るのがめんどくさくて、「神父」で通してるのかと思っていたら、本当に神父。マジか…なんでそんな肩書持ってるの…。宗教は心の拠り所になるので、控えめに言ってこの設定めっちゃヤバい。

 

・ギャップ萌え

23巻回想で、心に傷を負った弟子の世話に振り回され、実は炊事・洗濯・育児ができることが判明した。全クラスタが生活力皆無だと思っていたキャラが、無駄に女子力あった件。14巻から16巻で無双しまくってる画面下に、「※炊事・洗濯・育児ができる」とワイプ付けたいレベル。アニメ1期見ながら、でも家事も育児もできる…って考えてほしい。ギャップ萌えの温度差でグッピーが死ぬ。

ついでに、『灰色ノ記録』で7時起きという規則正しい起床時間であることも判明した。二次創作あるある、寝起きが悪くて昼まで起きてこない元帥は幻想だった。

 

・とにかく可愛い

突然投げ捨てられる語彙力。プレゼンなので言語化する努力はするが、分かりやすいかは保証できない。

冷静に考えてもマスコットキャラクターが頭に乗る195㎝推定40代男だから仕方ないよく頭にティムキャンピーが乗っかっている。実は穏やかじゃない感情をティムに抱いていることが228夜で判明したが、なんだかんだ「ティム磨き」が趣味の一つなのでめちゃくちゃに可愛い。

余談だが、ティムキャンピーかアレンが絡むとわりと攻撃がクリーンヒットする。ティムが投げた鉄檻を顔面に食らう、アレンに紙束を落とされる、アレンにティムを後頭部にぶつけられる。ちょくちょく痛そう。油断してるのか、信頼しているのか、どっちもなのか。

 

第132夜にて、14番目の秘密部屋で呆然とするアレンを無線越しに怒鳴った際、「師匠!!リナリーに触らないでください!!」と状況そっちのけで怒る弟子に「お前こっちが今どんだけの床面積で頑張ってると思ってんだオイ」と言い返すが、次のコマでは抱えていたリナリーをちゃんと降ろしている。

お前のそういうトコだよ!!!!!

 

・不安

先述の通り、物怖じしない一匹狼で豪快な性格、加えて作中きってのチート武器持ちのため、不安や怖いものなど無いような印象を受ける。

しかし4巻第28夜の回想で、「いつも団服を着る理由」を質問した弟子に「団服は近づく者を全て疑えるようにするための“的”」と説明するとともに、「お前に…こんな不安は無いのだろう」とポツリと、人間全てが敵に見えるこの圧倒的に不利な戦いへの不安を吐露。お前、不安とかいう感情持ってたんか…。

 

・人情

キャラブックなどでは「人情の低さ」が強調され、人情深いティエドール元帥には「嫌いなもの」に挙げられるレベルで嫌われている。 

数年ぶりに会ったリナリーに、「昔より自然に表情が出るようになった」と言う。アレンの口調が変化したことに気付き、「マナみたいにしゃべるんだよ」と問題視する。アニタの死に対する言動なども含めると、あまり人情に欠けるとも思えないし意外と他人を観察している。

エクソシストという職と、14番目関係者という立場が合わさって、恐らく相当ややこしい事になっている。本来わりと人のことが好きそうな気配が垣間見えるため、平たく表現してもヤバい沼。

 

・ストレス耐性

公式ランキングブック『キャラグレ!』にて、「この物語の一番真実に近いところにいるので、辛い事を隠して生きている」、「苦労している人」と星野先生がコメント。傍若無人なキャラに、突然の苦労人属性追加

さらに「苦労してる分、クロスは発散の仕方が凄い」、「14番目には仕方なく関わっているだけで、本来面倒ごとをしょいこむたちではない」。

「発散の仕方が凄い」で連想できるのが、酒癖と女癖の悪さ。

もしかして:ストレス耐性紙。多分煽り耐性結構紙

 

『灰色ノ記録』にてマザーの「嫌いなもの」が「クロスが背負わされているもの」である辺り、14番目関係者としての苦労が滲む。流石は一番近くで支えてきたパトロンサイリウム振るレベルで推せる。

 

なんてのんきにサイリウム振ってたら、228夜がマジでそんなレベルじゃなかった。当時書きなぐった記事もあるので、参考にしてください。

hitachiakira.hatenablog.com

現時点で分かっている状況だけでも、抱えさせられたものが重過ぎる。どう考えても、人が一人で背負えるものじゃない。挙句の果てに「人」じゃない。面倒ごとの究極形態にも程がある。とんだ巻き込まれ体質だし、幸運Eかよお前は。おかげさまで、元帥ハマって10年目でついに「クロス・マリアン」とフルネーム呼びが飛び出すようになりました。クロスマリアンのバックボーンえぐい辛い…。

 

・弟子

普段は鬼だ悪魔だ言うが、5巻で死亡説が出ると「僕の師匠はそんなことでは沈まない」と言い切ったり、22巻で「僕はクロス・マリアンの弟子だよ?」とか言ったりする弟子。「結構可愛いと思っている。」、「アレンのブラックなところとか大好きだと思う。」とは原作者の談。

「誰かに決められた道を歩いているんじゃないか」と悩む弟子に、当時会話もできなかったのに「俺や「14番目」に決められた道を歩かされてるんだと思ってんなら違うってことだけ言っときたくてな」と音声を残す辺り、ちゃんと弟子のことを理解している師匠である。ところで「そういや初めて聞くがお前ティムは好きか?」で始めたの、切り出し方に困ったからだろ。ホントに可愛いな。

14番目の宿主であるアレンに、感情移入しないように接した結果が借金など修行時代の数々の所業とも解釈できなくはない。そうなると、情を移さないため必死だったようにも見える。結局は第三者にまで「可愛がっていた」と指摘されるほど、愛着や親心のような情が湧いてしまったという迂闊とも表現できる人間らしさが本当に可愛い。どこまでが素の行動なのか、精神的負荷がかかり過ぎて判断しかねるのが難点なのだが。

 

AKUMAやノアとの戦いへの不安はあるし、ストレス耐性は紙。戦争の「裏」についても知らざるを得なかった。フリーダムで奔放に見えて、実は一番様々なものに縛られているキャラだと思う

 

などとプレゼンしてたら、228夜でようやくクロス・マリアンの人間らしい側面が出たわけでですね。そこに至る前から、「元帥の色んな描写からポロポロ零れ落ちて滲み出てる人間らしさが最高に推せる」と宣ってた氷館なら3日ぐらい死んでた。

説明するより実際見る方が速いし、26巻出るから読もうぜ。傍若無人で奔放で一匹狼と言われる男の中に押し込められた、どうしようもないぐらい普通な人間っぷりを見てほしい。今までほぼ表に出てこなかった元帥の人間らしさがついに描かれたと思ったら、そもそもクロスマリアンは「人の境を越えている」ことが判明するとかどういうことだよ。業が深いにも程がある、超推せる。

 

228夜見た後に、うっかりアレンさんが「神ノ道化<クラウン・クラウン>」を初めて発動する9巻辺りを読むと、師匠のメンタル崩壊秒読みっぷりと相まって弟子の強メンタルっぷり怖ぇーーーってなるので気をつけて欲しい。しかしこの師弟、カラーは赤白でカラフルだが、白黒だと驚きの白さである。

 

「その3」に続く

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